1981-04-09 第94回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
○水町説明員 ただいまの点については、神奈川県警察におきまして、米軍人による犯罪を含めまして、住民の安全を守るため米軍人の犯罪の検挙に当たってきているところでございます。今後とも法律にのっとりまして、必要な捜査を徹底してまいりたいと思っております。
○水町説明員 ただいまの点については、神奈川県警察におきまして、米軍人による犯罪を含めまして、住民の安全を守るため米軍人の犯罪の検挙に当たってきているところでございます。今後とも法律にのっとりまして、必要な捜査を徹底してまいりたいと思っております。
○水町説明員 本件事故はまことに痛ましい惨事でございますので、神奈川県警察におきましても、真剣にかつ慎重に捜査を行ってきたわけでございますが、昨年七月十四日に、刑事訴訟法の規定に基づきまして、関係書類を神奈川県警察から横浜地方検察庁に送付した次第でございます。 さて、米側の回答でございますけれども、捜査の過程において知り得た事項を逐一公表いたしますと、自後の捜査に支障を来すこともございますし、特に
○説明員(水町治君) ICPOは、御案内のように、刑事事件に関します情報あるいは資料の交換を行う、これが主たる役目でございまして、先ほど御指摘のございましたように、ICPO全体といたしましては通信利用が約三十五万件になっておるということでございますが、わが国におきましても同じでございまして、わが国の捜査のために外国に捜査の国際協力を依頼するということで外国の警察に頼み、さらにはICPOから依頼を受けて
○説明員(水町治君) この警部は、現在事務総局の職員といたしまして、事務総局の中に部が三つばかりございますが、一つは人事、予算、会計を賄いますいわゆる総務部、それから犯罪学とか捜査技術を研究いたします調査部というのがございますが、さらに一番中心的な部といたしまして国際協力部というのがございます。国際犯罪関係の情報を収集したり分析いたしたり、あるいはその情報を保管いたしたり、国際手配をいたしたりと、こういう
○説明員(水町治君) まず財政的な面でございますけれども、わが国の国際刑事警察機構への分担金の予算上の措置でございますが、昭和二十八年以来継続してお認めいただいております。本年度につきましては五千九百五十万円をお認めいただいておるわけでございます。ちなみに、これは全国際刑事警察機構の予算の約三%ということでございます。分担金の多い国のグループで申しますと、上から三番目のグループというところに属しておるわけでございます
○水町説明員 外国に警察官を派遣した例といたしましては、昭和四十八年に殺人事件の捜査のためにアメリカに警察官を派遣いたしまして、参考人等から事情を聴取いたしまして上申書の提出を求めたことがございます。さらに、昭和五十一年に拳銃密輸事件の捜査のためアメリカに警察官を派遣いたしまして、アメリカ捜査当局の御協力を得まして供述調書を作成したということがございます。 これらの場合には、いずれも警察庁におきまして
○水町説明員 ただいま法務省の刑事局長がお答えしたとおりでございまして、大変協力的な態度で協力をしていただいておるのが現状でございます。
○水町説明員 警察が外国に対しまして共助の要請を行った事例でございますが、日本赤軍関係者によりますハーグ事件、これがございまして、昭和五十年、オランダから公式の報告書、参考人の供述調書、証拠物等の提供を受けたことがございます。さらに、同じ年のクアラルンプール事件でございますが、この関係につきましてもマレーシアの当局が作成いたしました供述調書等の認証謄本、この提供を受けたことがございます。さらに、昭和五十一年旅券偽造同行使事件
○水町説明員 先ほど来お話が出ておりますように、国際刑事警察機構の活動ぶりと申しますか実績というものが非常に高まってまいりまして、その実績を踏まえまして国際刑事警察機構からというものにつきまして規定をいたしたい、こういうことでございます。
○水町説明員 具体的に現時点におきましてあり得ることはあり得るわけでございますが、非常に例は少ないということが言えると思います。
○水町説明員 この法律は、十七条にございますけれども、国際刑事警察機構を通じた場合のことについて規定したわけでございまして、その他直接的な関係につきましてはこの法律以外の部分になると思います。
○水町説明員 金属製の破片でございますけれども、現在県警本部の科学捜査研究所にございます金属片は二つでございます。二つを警察において管理しておるわけでございます。
○水町説明員 ただいまもおっしゃいました鉄片でございますけれども、大きい方の鉄片からは微量の火薬の残渣が検出されたところでございます。したがいまして砲弾の破片であろう、こういうことでございます。しかしながら、現在沖繩県警察本部の科学捜査研究所において鑑定を続行中ということでございます。これが米軍側の砲弾の破片であるかどうかにつきまして、さらに鑑定を続けてまいりたいと思っております。
○説明員(水町治君) ただいま御指摘の点につきましても、アメリカ側に対しまして、外交レベルにおいて協力の要請をしておるところでございます。
○説明員(水町治君) 警察といたしましては、事故の重大性を十分認識しておりますので、関係者の刑事責任の有無につきまして鋭意捜査を進めているわけでございます。この捜査の過程におきまして米側との協力関係が必要でございますので、すでに米側から各種の資料も得ておるわけでございますけれども、さらに必要な資料につきましては、外交レベルの交渉によりまして、現在米側に対して協力を要請しているところでございます。
○説明員(水町治君) 犯人らの手配につきまして、その後の捜査の結果でございますが、実行犯が五名おりますが、その五人のうちの四名についてはすでに判明しております。これらの者につきましてはすでに国際手配をしております。さらに釈放犯六人につきましては、これもすでに国際手配をしておるわけでございます。
○説明員(水町治君) 本日の朝刊等に若干出ておるわけでございますけれども、私ども確認された情報として現在承知はいたしておりません。
○説明員(水町治君) 昨年九月の日航機乗っ取り事件の犯人ら十一人についてでございますが、現在までアルジェリアを出国したという確認の情報はございません。しかしながら、さまざまな情報を総合してみますと、十一人はすでに同国を出国している可能性がございます。行き先等を含めまして現在鋭意情報の収集に努めているところでございます。
○水町説明員 国際犯罪の定義でございますけれども、いろいろな指標があろうと思います。大ざっぱに申しまして、外国人が関係する犯罪あるいは外国というものが何らかの形で関連する犯罪というものを広く国際犯罪と申しますが、一つの例としまして、たとえば昭和五十二年中の日本人の国外犯、日本人が国外において犯罪を犯したとしてICPOルートまたは外交ルートを通じまして通報を受けた数でございますが、五十二年中に百十四件
○水町説明員 裏街道という言葉が若干気にかかるわけでございますが、いずれにいたしましても双方の国の法律手続に基づきまして身柄の引き取りを行うということでございまして、今後とも大いに活用してまいりたいと思います。
○水町説明員 ただいまお読みになりました論文につきましては、当時の課長の一私人としての論文であろうと思うわけでございます。 さて、それでは現在において条約のない国との関係で犯罪人の引き渡しを警察ではどのようにしているかという問題でございますが、犯罪人引渡し条約を締結していない国において日本国の裁判官が発する逮捕状の対象となります被疑者が発見されますと、その連絡が外交ルートまたはICPOルートを通じて
○水町説明員 ICPOの組織と逃亡犯罪人引渡し条約との法律上の関係は直接ございません。しかしながら、事実上の問題といたしまして、ある逃亡犯罪人がいるという場合におきまして、その所在を捜す、あるいはその人定を確かめる、そういう作業はICPOルートを通じて行う場合もありますし、外交ルートを通じて行う場合もあります。したがいまして、逃亡犯罪人引き渡しの前段階、それからその後の段階、途中の過程におきましても
○水町説明員 ICPO、日本語で申しますと国際刑事警察機構でございますが、これは、犯罪捜査に関しまして各国警察間の協力の確保及びその推進を目的とした組織でございます。現時点において百二十六カ国が加盟しておるわけでございます。目的は、憲章によりますと三つございますが、一つは「加盟各国の国内法の範囲内で、かつ、「世界人権宣言」の精神にもとづき、加盟各国刑事警察相互の最大限の協力を確保し、及び推進すること
○水町説明員 ただいまの御質問でございますが、現時点において非常に多くの犯人が海外に逃げておる、膨大な数が逃げておるという状況はございません。しかしながら、もし条約があるならば、その条約に基づいて引き渡しがスムーズに行われるという事情がございますので、一般論として申しますならば、なるべく多くの国と条約が結ばれることが好ましいと考えております。
○説明員(水町治君) 本件につきまして、非常に専門的、技術的な事件でございますので、航空の専門家の協力も得まして、軍用航空機のエンジンの構造とか、性能とか運航方法等専門的な知識の修得に努めながら捜査を続けてまいります。なるべく早い段階にそういう段階に至りたいと思っておる次第でございます。
○説明員(水町治君) 警察におきましては、事故発生以来、本件事故の原因の究明と関係者の刑事責任の有無につきまして捜査を行っておりますが、いまだ捜査は終了しておりません。継続中でございます。